本田 宗一郎 氏の教え

私が本田技研に入社した前年(1974年)に、本田宗一郎氏は社長を引退し会長に就任された。そして、1991年8月に84歳で亡くなられた。 その翌年、私は本田を辞め転職した。その後、日本を代表する多くの会社と一緒に(或いは相手にして)仕事をする機会があったが、本田技研ほど本音で従業員を大切にしている会社は無かったと思う。 私自身、直接本田さんと会話をする機会は1回しか無かったが、本田さんの多くのエピソードや名言は受け継がれ、また、続々と生まれていた。 機会があればそれを披露したいと思うが、ここでひとつ披露したいのは「やってみなければ解らない」という精神。私自身も人が言うから、教科書に載っているからという理由では、信じることをしない流儀だ。 「誰もやったことのない事をしようとしているのだから、やってみなければ解らない。できるまでやればいい」。そんな教えに従って「町づくり」に挑戦している。

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